3大…のはずだよね

最近ソフト不足がかなり深刻らしいハリウッド。
(余談だが、ハリウッドにしても韓国映画界にしても、ソフト不足の危機を乗り切るために日本の出版業界に虎視眈々と目を光らせてるらしい。何故日本人だけが「文字」を表現媒体としてより好むのか、(日本語の優越性とか怪しげな話になってしまいそうだが)興味深い)

指輪物語」「ハリーポッター」の爆発的成功に気をよくしたのか、今度は「ナルニア国ものがたり」を映画化するんだとか。

文字媒体の作品を映像化してしまうと、原典の持っている「味」や「行間」などが抜け落ちてしまうことがままある。
それを嫌って自分の好きな作品が映像化されてしまうことに反対するようなファンも少なからずいるわけだが、それでもなお、古典に目を向け、かつて想像するしかなかった世界を映像で再現してみせるという昨今の流れは、「科学」VS「空想」というかつての戦いを思い出させて、面白いと思う。
まぁ、時には「果てしない物語」のように奇形児になってしまう哀れな作品もあるわけだけれど。

しかし、ここまできたら残る一つ、「ゲド戦記」もやってくれないかなぁ。
売れセンでないとダメだというのなら、古典には拘らずに「エルリックサーガ」とかでもいいけど。いっそ「宇宙の戦士」>「スターシップ・トゥルーパーズ」みたいな超次元的捻りを加えて。