カズ

WCアジア1次予選最終戦があった。

WC予選レベルの代表戦くらい(それもたまに)しか見ない程度の私ではあるが、素朴な感想を述べるならば、やはりどうにかしてカズを出してあげれなかったのかなぁ、と思う。

小学生の時、当時高校生のカズが単身ブラジルに渡ってサッカーやってるという話を聞いた記憶がある。
その時は、「スゴイ人がいるなぁ」くらいにしか思っていなかったけど、その後のJリーグに始まるサッカーブームの中で「カズ」に再会した時、改めてそのパイオニア精神に(小さくはあるが)尊敬の念を持ったものだった。
(今NBAにチャレンジしてる田臥も、いつか同じように今の子供達に思い出されるのだろうか)

「日本代表」に強く拘る姿勢、そうでありながら、最後の最後でWCには出場できなかった無念さ。
そうした日本人好みの「悲劇のヒーロー」に仕立てあげられることを、カズ本人は嫌がるかもしれない。
でも、やっぱりあの青いユニフォームをもう一度着て欲しい、その姿をレジェンドの最終章に加えて欲しい、という願いを多くの人が抱いていることも、また事実だろう。