カーテン

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051018-00000013-san-int

チャーチルがこの計画を聞いたらどう思うだろう。
諍いの歴史まで含めて、欧州というのは一つの文化圏としての纏まりがあるということなのか。それとも、単に生活水準が安定していて精神的に余裕があるということなのだろうか。
未だに60年前の話を持ち出してきては喧嘩してる極東とはエライ違いではある。
まぁ、極東は千数百年前からこんな感じだから、これも一種の歴史・文化なのかもしれないけど。

チャーチルというと、その語録に「10代で左翼に走らないヤツは情熱がない。20代で左翼を続けてるヤツはアホだ」というような主旨の言葉があるらしいけど、これ結構真理をついてるんじゃないかと思う。

10代20代の社会的ポジションや右翼左翼の定義が異なるので現在の日本にそのまま当てはめる事はできないが、「ウヨク(と言うと怒られそうだから、「アイコク」にしとくか?)」に傾倒する二十歳前後の若い人達には、後々「サヨク」に転じるのか、それとも今のうちに「サヨク」に走っておいて後で「アイコク」に帰ってくるか、その辺チャーチルの言葉を踏まえて良く考えて欲しいものである(笑)
あのナベツネだって大学時代には共産党に入ってみたりしてたんだし。

「世界平和」とか「自由と権利」とかいう言葉は、確かに若い時じゃないと夢見れないと思う。(ブッシュとか例外は居るかもしれんがw)
だが、それを鼻で笑い飛ばすような思春期を送った人間ばかりの社会ってのも、どうなのかね。

ゴリアテで多少の不便はありつつも家族と平和に育ったデニム君では、Lawルートに進んだところで今ひとつ説得力がないと思うのだ。せめて、レオナールさんくらい自己矛盾と戦って苦悩して見せてくれないと(笑)