火間虫入道

京大、一部で「後期」廃止 理系中心、07年度入試から

京都大は、いまの高校1年生が受験する07年度入試から、複数学部で「後期入試」を取りやめる見通しとなった。7日の部局長会議で、後期の全学共通問題を作成しないことを正式決定する見込みになったためだ。今後、後期入試をするかどうかは学部ごとの判断に委ねられるが、理系学部を中心に廃止の方向で検討に入っている。他の国立大でも「後期不要論」が議論されており、京大に同調する動きが全国に広がれば、制度そのものが揺らぎそうだ。

これ、断言してもいいけど「問題作成や採点を二回もやるのはメンドクサイ」からだと思う。

もっとも、京大の教授たちがぐうたらだというわけではなく、多大な時間を必要とする入学者選抜関連の作業を最前線の研究者達にやらせるというのがそもそも不経済なのだろう。
前・後期制は学生にとってはありがたい制度だったけど、都落ちを受け入れることで効果が期待できる学校と、京大のように前期も後期も顔ぶれがほとんど変わらない(減りはするけど増えることは無い)学校とでは、維持への情熱が変わってくるのは当然だという考え方もできるかもしれない。
もちろん、一足先に後期を無くすことで「前期」試験の集客力を上げようという魂胆も少なからずあるだろうが。

でも、やっぱり。
つまるところは「めんどくさいんでしょう?」