『Z』

と言っても、Zを見たわけではない。 フォウ・ムラサメのキャスト変更に関するゴタゴタを見て、なんだかなぁ…と。

Zは個人的にガンダムシリーズで一番好きな作品(と、人に言うと「えー!?」という反応が返ってくることばかりなので強くは主張しない)だし、無印のララアがそうであるように、登場回数が少ないながらも「ヒロイン」としての立場に立たされたフォウは印象深く、彼女を無視してこの作品を語ることはできないと思う。

で、そのフォウの魅力には、声優を担当した島津冴子の演技力が大きく貢献していることを否定するファンはいないだろう。
硬質で、壊れ物のような不安定さを持ちながら、どこか艶のある…まさに、カミーユを翻弄したフォウという人格を体現したかのようなあの声無くして、ホンコン〜キリマンジャロという一連の悲劇の盛り上がりはなかった。

そのフォウを中心に物語が展開する劇場版第二作で、肝心のフォウのキャストが変更になっているというのだから、もうこれは何がなにやら…という感じである。
しかも、その暴露されたキャスト変更の内情が、なにやら泥臭い臭いがプンプンするわけで…これはもう、ファンのノスタルジーぶち壊しである。

まぁ、元々あまり見に行く気はなかった(いずれビデオででも…と)私が言ってもしょうがないんだけどね。

ということで、今日も2chからの引用で締める。

64 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2005/08/19(金) 02:25:18

結局、遅かれ早かれこんな悲しみだけが広がって、 ガノタを押し潰すのだ。

そうそう。個人的には、「Zが劇場版になるのが楽しみ」と、キャスト変更が発表された後であるにも関わらずラジオで喋ってしまったという旧サラ役・水谷優子のエピソードが結構萌えのツボにきた(笑)
変更になったことくらい教えてやれよ…