DQ

世間ではDQの季節が到来しているそうな。

直撃世代として育った身ではあるけど、さすがにV、VI、VIIと回を追うごとに「面白い」と思う感覚は薄れていって、今や老年期の記憶退行のように古い作品ほど思い出せる内容が多いというような有様。
VIIって一体どんな話だったんだろう…一応「最後まで遊んだ」という事実だけは思い出せるのだけれど。

なんとなく懐かしくなったので、久しぶりにII、IIIあたりの音楽を聞いてみたら、懐かしさの余り涙が出てきた。
ハードに束縛された映像や圧縮した尺と対象年齢の縛りで切り詰められた物語などが、今となってはまさに「子供の玩具」のように見える中で、音楽だけは(勿論これもハードの制約を受けているが)時を越えて一級の味わいがある。

ニンテンドー」世代の、これも思い出の一形態なのだろうか。